今日は、韓国の伝統的な美と趣が感じられる「徳寿宮」をご紹介したいと思います。「徳寿宮」は昔、慶運宮(キョンウングン)と呼ばれていましたが、1907年に高宗が純宗に王座を譲った後、慶運宮に住み始めてから、その名前を「徳寿宮」に変えました。
「徳寿宮」の石造殿には大韓帝国歴史館があります。1910年に完工され、大韓帝国の代表的な洋式建物として帝国皇室の品格をそのまま込めています。
歴史館は、かつて侍従たちの空間であった地層と、皇室の公的な空間として使われた応接室と大食堂などがある1階、皇帝の寝室と書斎、皇后の寝室、リビングルームなどのプライベートな空間であった2階に分けられます。
地層は予約なしでも自由に観覧できますが、1階と2階は時間ごとに人数を制限しており、解説員の案内の下で観覧できますので、どうぞ次の表を参考にして訪問時間を決めてください。
韓国伝統の趣が感じられる「徳寿宮」は、ソウル市中区世宗大路99に位置しています。市庁駅をご利用の際は、1号線の2番出口、2号線の12番出口を降りて徳寿宮方面にお進みください。観覧料は19歳以上は1,000ウォン(10人以上の場合は800ウォン)、7歳から18歳までは500ウォン(10人以上は400円)、6歳以下と65歳以上、韓服を着用の場合は無料で観覧することができます(^^)!