上の写真は、ウズベキスタン人のアイダ・サグドライエバ氏が、ソウル江南(カンナム) 区にある皮膚科でお肌について相談を受けているときの様子です。
「目下のクマで悩んでいますが、これは疲れからきたものなのか、それとも遺伝的なものでしょうか」(サグドライエバ氏)
「色素沈着が原因かもしれませんし、肌に構造的な原因があるかもしれないです。治療方法をご説明します。」(ジュ ヘヨン院長)
江南区駅三(ヨクサム)洞にあるアルムダウンナラ皮膚科で、15分ほどの相談をしていました。
政府の医療観光産業を未来のために育成すべきだという声が高まっている中、ソウル市江南区が自治区の中では初めて外国人医療観光パッケージ商品「リボン」を開発しました。「韓国に来て生まれ変わる」という意味の「リボン(Re Born)」は江南区内の病院やスパ、ヘアショップ、ウェディングスタジオなど外国の方が好むサービスをまとめ、53のコースに構成したものです。
江南区がこのような商品を開発したのは、外国人観光客が手数料無しに信頼できる病院を紹介してもらえるサービスが必要だと判断したからです。出張や短期観光のために韓国を訪れる外国人らは、韓国に来たついでに検診や施術について簡単に説明を聞きたくても信頼のできる情報を手に入れるのが難しい場合がほとんどでした。
今回、韓国の新聞社「東亜日報」が、サグドライエバ氏と同行しながら医療観光パッケージのメリットとデメリットについて取材しました。
リボンパッケージを運営している江南区狎鴎亭洞にある「江南メディカルセンター」からツアーをスタート。江南区が7月2日にオープンしたメディカルツアーセンターでは各病院の職員が常駐し、医療観光を希望する外国人観光客にあう病院や医療のコースを説明していました。この日 、サグドライエバ氏はリボン商品の中で、肌ケアや産婦人科健康診断、スパを一つの商品としてまとめた600ドル(約67万ウオン)の「3day in heaven」というパッケージを予約しました。
メディカルツアーセンターでは、各病院とスパにサグドゥラエバ氏の名前で希望の時間を予約し、病院までのアクセスについても詳しく案内していました。
肌ケアを受けた駅三洞のアルムダウンナラ皮膚科では英語、中国語、日本語、ロシア語が可能な職員が常駐しており、コミュニケーションには困ることはありませんでした。希望の言語の通訳がいない場合には、メディカルツアーセンターに連絡すれば通訳を斡旋してもらえます。
サグドライエバ氏は「マッコリケア」という外国人にとても人気のある1時間コースの肌ケアを受けた後、「お医者さんが詳しく聞いてくれたり、気になるところについては具体的に答えてくれて、外国人患者も安心して診療を受けることができる」と感想を述べました。また、「ほかのサービスもまるでお姫様のように扱ってくれて、心地よくリラックスできた」と一言付け加えました。
お肌のケアを受けたサグドゥラエバ氏は大峙(テチ)洞にあるミズメディ産婦人科に移動し、子宮、乳房、甲状腺超音波検査など1時間にかけた産婦人科の基本検診を受けました。 ロシア患者らが不妊治療を受けるため、多く訪れるミズメディにはロシア人患者のための医療観光コーディネーターが常駐していました。
病院のドアを開けた瞬間から検診結果が出るまでコーディネーターが同行し、不便なことはないか頻繁に確認。最後に訪れた駅三洞のJWスパでも英語や日本語の通訳サービスを受けることができました。
ツアーを終えた、サグドライエバ氏は「コミュニケーションに困らなかったし、お医者さんだけではなく看護師さんからも質の高いサービスを受けることができ、外国から友人が来たら、オススメする価値がありますね」と評価しました。区から紹介を受けらえる信頼できるプログラムということと、コースが多様であることもメリットとして取り上げられました。
しかし、パッケージ商品についての積極的広報と正確な通訳は改善すべき問題点でもあります。サグドライエバ氏は「外国人の友人が韓国の病院を利用する時、最も不便なことは間違った通訳やコーディネーターが時間をきちんと守らないこと。サービスの質をより上げなければならない」と話しました。(写真引用:東亜日報)
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