こんにちは~(^^)! 皆さんは、韓国の伝統料理、チムタク(鶏肉の煮込み料理)についてご存知でしょうか。チムタクというと慶尚北道の安東という地域を思い浮かぶ方も多いでしょうが、実はチムタクは安東の伝統料理ではなく、安東の商人が市民の好みに合わせて安価でおいしく、ボリュームのある料理として開発した料理です。それが現在には安東チムタクとして定着したわけです。そこで今日は、チムタクを商業化して誕生したブランドのうち、「鳳雛チムタク」を皆さんにご紹介したいと思います。
「鳳雛チムタク」は2000年、恵化洞に第一号店をオープンして以来、今までチムタクブランドとして長らく愛されています。メニューはたった一つしかありませんが、濃厚な味と洗練された雰囲気が好評を受けてたくさんの人々に好まれています。特に、庶民向けの韓定食店と郷土料理店が韓屋やわら屋をまねているのとは違って、モダンな感覚を取り入れて伝統の趣を演出しており、真鍮のスプーンや韓紙の照明、陶磁器の食器など、細かいところまで気を配って独自の雰囲気を作り出しています(^^)
一方で、安東の味をもとに現代人の口に合わせて調味料とソースをアップグレードさせ、健康的なフュージョン料理として定着したのも「鳳雛チムタク」ならではの特徴です。あっさりとした鶏肉、辛い青陽唐辛子、甘いソース、もちもちした春雨と涼しいドンチミスープのバランスは、まさに幻想的!
ご注文の時には、人数に合わせてサイズを決めてください! 「2人前は小(半匹)、2~3人前は中(一匹)、4人前は大(一匹半)」なので、参考にしてください~(^^)! また、食べ方について少し説明いたしますと、先ず、料理が運ばれたら赤い唐辛子を取り出します。そうしないと、唐辛子の辛さがソースに染み込んで料理が徐々に辛くなります。(もちろん、辛いものがお好きの方ならそのまま置いていてもオッケーです~!) そして、テーブルにセッティングされたはさみで春雨を切り、春雨がのびないうちに食べてください!
異色的でおいしい韓国伝統の鶏料理が味わえる「鳳雛チムタク」! 韓国旅行を計画中の方なら、安東チムタクとはまた違う「鳳雛チムタク」を日程表に入れてください! 新鮮な魅力に陥るに違いありません(^^)!