「現代人にとって肥満は避けられない現象」という言葉があります。活動量不足や高カロリーの食生活のせいでしょうね(涙) 一部の研究者によると肥満人口が急増するにつれて人間の寿命が再び減少する可能性も高まっています。肥満とは、体内に脂肪が必要以上に積もった状態を言います。
したがって、体重がどのくらいあるかよりは、体脂肪がどれだけ積まれているかが肥満の基準となります。摂取したカロリーより消費したカロリーの方が少ないと肥満になり、肥満は高血圧や糖尿病、心臓病、慢性肺疾患などを招く可能性が高いと言われています。
肥満を治療するために、「チャンベリアート外科」では胃バンド手術を行っています。胃バンド手術とは胃の上部に胃バンドによる小さな袋を作り、少食で満腹感を与えて体重を減量させ、いわゆる砂時計効果が期待できる手術です。
各患者さんの体重減量速度と満腹感に応じてバンドを締めていくため、持続的な体重減量ができ、急激な体重減量による体の異常やヨーヨー現象などを最小限にします。
手術後一ヶ月以内に平均10kg、体重減量速度の早い6ヶ月までは約20~25kgが減量でき、24ヶ月の間に週0.5~1kg程度の減量を続けていくので余分な体重を50~60%程度減量できると言えます。このように体重が減っていくに従って肥満と同伴される疾患、すなわち、高血圧、高脂血症、心血管疾患、2型糖尿病、いびきや睡眠時無呼吸、慣性関節炎などが完治または大きな好転を見せます。
胃バンド手術は腹腔鏡手術であるため、簡単な上に、胃迂回術や胃切除術などの既存の外科的な手術のように胃を切開することもなく、手術時間は麻酔が解けるまで60分くらいかかって手術当日に退院するなど、日常生活への復帰が非常に速いです(^^)
ただし、術後に胃の容積が小さくなるにつれて食事摂取量の減少及び胃・腸の栄養素の吸収機能の低下がもたらされ、悪心や嘔吐、ダンピング症候群、便秘などが伴われるので、「チャンベリアート外科」では栄養治療や注射療法、運動、心理療法など、様々な治療も取り入れています。
肥満に悩まされている方! 「チャンベリアート外科」でご相談を受けてみてはいかがでしょうか~?