感古堂(カムゴダン)は朝鮮王の粛宗が仁顕王后のために建てた家屋の名前です。今の徳成女子高等学校場にあった感古堂は粛宗の母親の明成王后生家がある驪州市に移転され、現在はその跡のみが残っています。しかし感古堂の周辺、つまり安国洞交差点から北村までの通りは今でも「カムゴダンキル」と呼ばれています。「カムゴダンキル」は古めかしい雰囲気が漂う道で、仁寺洞から北村へ行く時に通る、北村ツアーの出発点でもあります。
この通りはソウルの名所として、いつも多くの人々が狭い路地裏を歩き回っています。串を焼いている素朴なお店の前にはうわさの串を味わおうと人々で行列ができ、とても列に並べなくてきびすを返す人も多いとか(^^)! それほど人気がある、ということなんでしょう。
また、小さな立て札を持ってホトック屋に誘うおじさんも有名です。ホトック屋はおじさんが立っている路地裏にありますが、はちみつホトックと野菜ホトックがそれぞれ1,000ウォンで、値段も安く味も美味しいのでいつも列が後を絶ちません。好みに合わせて、色んな素材を入れて煮込んだ味醤油につけて召し上がれば、また別の美味しさを感じることもできます(^^)!
「カムゴダンキル」は路地の間に間に個性あふれるお店が並んでおり、食べ物や見どころがいっぱいで外国人の間でも人気を集め始めています。特に女性好みの場所です。ハンドメイドアクセサリーの体験イベントをするお店もあり、テレビに出たことのある花屋もあります。
特に花屋は意外と規模が多く、花の種類も様々です。素敵な花の香りがそよそよ放つためでしょうか? 通り過ぎる人々は花屋の前で一旦足を止めて写真を撮ります。「カムゴダンキル」はその人気を傍証するようにメディアによく紹介されています。色とりどりなお店、異色なお店が多いから当然なことかもしれませんが(^^)
路地裏にある小さなお店も見逃せません! よく見てみると独特な物がいっぱいです(^^) 「カムゴダンキル」にはカフェーも多いですが、靴や服、バックなどを売っているお店もけっこうあるので、買い物にも時間がかかります。コーヒーとショッピングのプレース、「カムゴダンキル」! 女性に愛されるしかないホットスポットでしょうね(^^) 20~30代の女性だけでなく、60代の方にもアッピールできる点がこの通りの魅力!
外国人向けのゲストハウスもかなり多く、「カムゴダンキル」のゲストハウスに泊まりながら周りを見回りまくるのも良さそうです(^^)!