梨泰院を訪れる人なら誰でも感じ取れる梨泰院の特徴! それは、外国人が多い、ということでしょう。梨泰院を含む龍山はかつて漢江の水路が当たる交通の要地でした。そのことから朝鮮時代は漢陽(現在のソウル)の関門として働き、戦後には外国軍が駐屯していました。
梨泰院にはノルウェーやデンマーク、セネガル、スリランカの大使館を始め、外国人向けのホテル、レストラン、商店が集まっており、観光特区にも選ばれました。
観光特区だけあって毎年10月には梨泰院地球村祭りが開催されています。世界中の人々が集まって色んな国の伝統料理を食べたり、公演や文化体験プログラムを楽しむなど、見どころ満載のイベントです。興味のある方は是非足を運んでみてください(^^*)
また、梨泰院にはアンティーク家具通りというところがあります。この通りの歴史は1960年代に龍山米軍基地の兵士たちが本国に帰還した時に家具を一斉に売り出したことから始まります。
以降、徐々に市場化し、アジアはもちろんヨーロッパやアメリカからのアンティーク家具商が集まって「アンティーク家具通り」として定着するようになりました。古い家具から骨董品、ノベルティグッズのほか、時計やマグカップ、飾り物なども人気です。
通りはA、B、C、Dのラインに分けられています。AとBのラインは家具を目当てに訪れた人々のためのスペースであり、CとDラインは色々な小物を売っているスペースです。欲しいものが見つかるまで、思い切り見回ってもいいです(^^)!
しつこく話しかける店員もおらず、ゆっくりウィンドウショッピングできます。但し、売り場が2ヶ所あったり、品物を倉庫のように陳列しているお店もあるので、店員に欲しいものをはっきり伝えるとショッピングの手間が省けます。
6号線梨泰院駅の3番または4番出口から出て3番と4番出口の間道をまっすぐ行くと「梨泰院アンティーク家具通り」が登場! ちなみに年に2回、フリーマーケットが開かれるので、アンティークな小品に興味のある方は参考にしてください(^^)!