若年層によくある腹痛、痔やクローン病かもしれません!
普段お腹がよく痛くなる人は、腸の調子が悪いだけだと思って病院に行かない事が多いだと思います。
ですが、10代~30代の方であればクローン病を疑ったほうが良いかもしれません。
クローン病とはどんな病気でしょうか?
クローン病は口腔から食道、小腸、大腸、肛門などの粘膜に慢性的な炎症を引き起こす疾患であり、
主に右下腹部の回盲部に生じます。
症状としては腹痛や体重減少、肛門まわりの病変、瘻孔、腸閉塞と狭窄症による排便障害などがあります。
痔などの肛門疾患がほとんど見られない10代~20代の中で、
肛門に痛みや熱を持っていたり、分泌物がある場合はクローン病の可能性があります。
クローン病の原因はまだはっきりとは解明されていないので、根本的な治療法がありません。
現在のところはステロイド、免疫抑制剤などの薬物治療をしますが、
症状がひどい場合は腸の狭窄・瘻孔のような合併症をケアする為、胃切除術を行います。
アメリカのクローン病・大腸炎協会では、クローン病を予防する為の食事法を提案しています。
皆さんも一度その食事法を試してみてはいかがでしょうか
1.1日の食事を4~6回に分ける。
2.小便の色が常に薄い黄色になるように水やトマトジュースをよく飲む。
3.飲み物を飲む時はゆっくり飲んで、ストローは使わない。空気を飲むとガスが生じやすい為。
4.料理をする際は、煮る料理、焼き料理、蒸し料理、煮込み料理などの単純な調理法を用いる。
5.自分が食べた物をリストに纏めて、食べた後にどんな症状があったか観察する。
どんな病気も早期に発見するのが重要です。
江南にある検診センターで定期的に健康診断を受けてみるのはいかがでしょうか
連絡先
1. ソウル大学病院 江南センター
- ホームページ : http://en-healthcare.snuh.org
- メール : en_healthcare@snuh.org
2. チャウム医院
- ホームページ: http://en.chaum.net/
- メール : chaumc@chamc.co.kr