胃がんは世界でも肺がん、乳がん、大腸がんに続いて4番目に多いがんです。
早期に発見すれば90%以上の治癒率なので
普段から体調管理をしっかり行い、定期的に健康診断を受けることが大切です。
それでは今日は、江南に位置する消化器専門病院であるビエビス・ナム病院を訪ね、
消化器疾患について聞いてみたいと思います。
病院に入る前には検温と手の消毒をする必要があります。
ナム病院のホン・ソンス院長によると、消化器疾患の中でもよく発症するのが胃食道逆流症です。
胃と食道の間にある下部食道括約筋が普段は閉じていますが飲食をしたりゲップをする時だけ開きます。
しかし、この時に括約筋が閉じる力が弱くなり、胃の中に入った物が食道に逆流してしまうのが胃食道逆流症です。
胃酸などの胃の内容物が食道に逆流すると胸やけがしたり、喉に異物があるような感覚になってしまいます。
これを予防するためには普段から過食や暴飲暴食をせず、
括約筋を緩めてしまうインスタント食品などの高脂肪食品を避け、
喫煙、コーヒー、炭酸飲料は減らさなければなりません。
また、食べてすぐに横になったり体を曲げる姿勢をとらないようにするのも予防の一つです。
ナム病院は特に胆嚢手術や脱腸手術を腹腔鏡手術で治療する病院としても知られています。
胆嚢手術の場合、へその辺りに1センチ程度の小さい穴を開けて手術道具を挿入して手術を行い、合併症のリスクが低くて1~2日後には退院することが出来て傷跡も小さいのが特徴です。
病院には可愛いミニチュアがあるので、それを見ていると手術の緊張も無くなりそうです。
また、大腸内視鏡検査の前に下剤を服用するのが辛いという患者が多い為、
先に胃の内視鏡検査を行ってその途中で小腸に下剤を注入した後、
静脈麻酔をして大腸内視鏡検査を行うシステムが開発されました。
これにより、検査の前夜に下剤を服用せずに済みます。
ご紹介した症状に一部でも当てはまる方や、検査する予定のある方は、
下記連絡先に一度ご連絡してみてはいかがでしょうか
連絡先
- ホームページ : http://www.vievisnamuh.com/eng/
- 住所 : ソウル市 江南区 論峴路 627
-電話 : +82-1577-7502